これまでいただいた「ご意見ご要望」
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
タグ:統計備忘録
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ これまでいただいた「ご意見ご要望」について、この場を借りて、まとめてお返事させていただきます。 それでは、ユーザーサポートでもよくお問い合わせのある、この質問から <エクセル統計のマニュアル本はありませんか> 残念ながら、弊社から出版しているマニュアル本はありません。ま...
統計記号の使い方
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
タグ:統計備忘録
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 本や論文を読んでいると統計記号や略語が色々と出てきますが、同じ意味なのに著者や分野によって微妙に表記や意味が違って戸惑うことがあります。アメリカ心理学会(APA)のように、学会によっては論文作成マニュアルでかなり細かく執筆要領を定めているところもありますが、ルールを明示していない学会...
正規分布、カイ二乗分布、t分布、F分布
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ この4つの分布は統計学において頻繁に利用されますが、4つの分布の間には以下のような関連があります。 まず、自由度 n のカイ二乗(c2)分布は、n 個の独立な(変数間に相関がない)標準正規分布に従う変数 z を二乗して加え合わせたものです。式にすると次の通りになります。 カイ二...
ノンパラメトリック検定
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
タグ:統計備忘録
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 新曜社の統計用語辞典によると、ノンパラメトリック検定とは「統計的仮説検定の中でも、母集団分布に特定の分布を仮定することなく検定を行うものや、母集団分布を仮定するとしても、そのパラメタ(母数)に関してではない仮説を検定するものなどの総称である」とあります。 「母集団分布に特定の分布を仮定...
ぼくはうなぎだ―テキストマイニング
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
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※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ テキストマイニングの本を読んでいたら、「うなぎ文」なるものと出会いました。うなぎ文の代表例がタイトルの「ぼくはうなぎだ」です。 うなぎ文は、「何を注文する?」、「君の好物は?」と、何を受けての発言かが分かれば解釈できるのですが、単独ではまったく意味が通じません。翻訳ソフトを使って英訳...
Excelで重回帰分析(4)―重相関係数と決定...
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 単回帰分析と重回帰分析を別々のものと思い込んでいる人もいますが、Excelの分析ツールでは両者を「回帰分析」と一纏めにしているように、説明変数1個だけの重回帰分析が単回帰分析ということになります。しかし、単回帰分析で求めた重相関係数と(単)相関係数は必ずしも一致しません。 重相関係数は、実...
チョコレートと相関
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
タグ:統計備忘録
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ バレンタインデーの季節なので、チョコレートでトピックを書いてみようとGoogleで「チョコレート 相関」を検索してみました。ヒット件数は103,000件。占いから、イギリスの製菓会社の調査結果、鼻血との関係など話題は様々でしたが、この数字が多いのか少ないのか判断しかねますので、他にも幾つかチョコレー...
回帰係数と相関係数
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
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※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ XからYへの回帰の回帰係数と、XとYの相関係数の間には次のような関係があります。 回帰係数=相関係数×(Yの標準偏差/Xの標準偏差) 前回と同じようにベクトルを使って回帰係数と相関係数の関係を描いてみましょう。今回は次の身長(X)と体重(Y)のデータを使います。 最初は前回...
相関係数を視覚化する
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
タグ:統計備忘録
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 相関係数を視覚的に理解しておくと、統計学を勉強するときにとても役に立ちます。コンパスと三角定規があれば簡単にできますから、みなさんも試してみてください。 それでは、相関係数(r)が 0.8 の状態を絵にしてみます。まず、最初に半径 10cm の円を1つ描いて、円の中心から縁に向かって1本の矢印を引...
sample, population, universe―標本と母...
2017/08/14
カテゴリ:コラム「統計備忘録」
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ ジーニアス英和大辞典によると sample の語源は、中世にイングランドを征服したノルマン人が使っていたアングロノルマン語の assample (見本 = example)。のちに、頭の as が消えて sample になったそうです。さらに遡ると、ラテン語の exemplum に行き着きます。example の原義は、「ex(外へ)+ample(広...