BellCurve 統計WEB

ブログ

幾つデータが必要か?―相関係数の有意性検定

2017/08/19

カテゴリ:

※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら


相関係数の統計的有意性の検定は「無相関の検定」と呼ばれています。相関係数がゼロである(=無相関)ことを帰無仮説としていることからこの名前が付いています。この検定についても、必要なサンプルサイズ(n)をざっくり計算できます。式は次の通りです。

r は相関係数です。|r| は相関係数の絶対値を表します。

母相関係数が 0.4以上と想定している場合に、80%以上の確率で有意判定ができるような n を計算すると 24 になります。24組のデータが必要ということです。


統計学やデータ分析を学ぶなら、大人のための統計教室 和(なごみ) [業務提携]


【BellCurve監修】統計検定®2級対策に最適な模擬問題集1~3を各500円(税込)にて販売中!

Kindleストアで配信中

統計検定®2級 模擬問題集1

500円(税込)

統計検定®2級 模擬問題集2

500円(税込)

統計検定®2級 模擬問題集3

500円(税込)