外れ値検定(スミルノフ=グラブス検定)─エクセル統計による解析事例
2017/04/19
カテゴリ:解析事例
※ このコンテンツは「エクセル統計(BellCurve for Excel)」を用いた解析事例です。
分析データ
下図は、あるウェブサイトの60ページのアクセス数を表にしたものです。ここでは、エクセル統計を用いて60件のデータの中から外れ値の検出を行います。
ダイアログの設定
セル範囲「B3:G12」を選択後、メニューより[エクセル統計]→[基本統計・相関]→[外れ値検定]を選択します。
ダイアログが表示される際、セル範囲「B3:G12」が[データ入力範囲]に自動で指定されます。「分析単位」を[指定範囲全体]とし、チェックボックス[先頭行をラベルとして使用]をオフにします。[OK]を選択して分析を実行します。
結果のデータ
元データ、外れ値除外後のデータ、外れ値が出力されます。
外れ値検定の過程
エクセル統計では、外れ値の検出にスミルノフ=グラブス検定を用いています。一度の検定で平均から最も遠い値が外れ値かどうかを検定し、外れ値が検出されなくなるまで検定を繰り返します。ここでは5件の外れ値が検出されました。
※ 掲載している画像は、エクセル統計による出力後に一部書式設定を行ったものです。
ダウンロード
この解析事例のExcel ファイルのダウンロードはこちらから → example_17.xlsx
このファイルは、エクセル統計の体験版に対応しています。