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closed-ended questions / open-ended questions

2017/08/26

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※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら


アンケートの質問を回答の仕方で分類すると、大まかには closed-ended questionsopen-ended questions の2つに分けることができます。

Closed-ended questions とは、質問に対する回答の候補が選択肢として挙げられていて、その選択肢の中から自分にあてはまる選択肢を1つ以上選ぶタイプの質問です。英語では multiple-choice questions (多肢選択式質問)と表現されることもあります。この回答選択式の質問はさらに2つに分かれます。

選択肢を1つだけしか選べない場合を単回答もしくは単一回答の質問と言います。略すときは single answer から「SA」となります。SAの中には3つのタイプの質問があります。1つ目は、性別、職業など質の違いが選択肢になっているタイプです。統計学の世界では名義尺度と呼ばれているものです。2つ目は、同意の程度や好き嫌いの順位などを選択肢から選択するタイプです。この場合、選択肢には順序性があります。順序尺度用の統計手法を利用することができます。3つ目は量的なことを回答しやすいように量を階級に区切って、これを選択肢として選んでもらうタイプです。年齢とか年収とかのように正確な数字を答えるのに抵抗感が生じる場合によく用います。

選択肢を複数選ぶことができる質問を複数回答もしくは多重回答の質問と言います。こちらは multiple answers から「MA」と略します。複数回答による質問は、選択肢をばらして、選択肢1つずつを「はい/いいえ」で答えてもらう形に変更することができます。また、検定や多変量解析など統計的手法を用いてデータ分析をするときは、各選択肢それぞれを1個のデータ変数(最も多いのは1/0型のダミー変数)として扱います。

一方、open-ended questions とは選択肢がなく、数値や文章で回答を記述してもらう方式の質問です。

身長とか収入といったように数量を数値で答えてもらう質問を英語では numeric open-ended questions と表現します。その回答は数量回答数値回答と呼びます。アンケート集計ソフトの秀吉では省略形を numeric answer から「NA」としています。アンケートの世界では「無回答」のことを「NA(no answerより)」と略すことがあるので、注意してください。

文章や語句で回答してもらう質問は text open-ended questions ですね。その回答は文章回答自由回答などと呼びます。こちらについては、「OA」、「FA(free answerより。秀吉ではこちらを使用)」などと略されることが多いですね。TAと略しているのを見かけた覚えはありません。


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