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エクセル統計 搭載機能

拡張マンテル検定 : Mantel-extension Test

概要

表頭に反応の有無、表側に傾向のある水準を配置したk行×2列クロス表が多層ある場合に、層別要因の影響を調整した全体としての傾向-反応関係のカイ二乗検定を行います。データ例の場合、コーヒーを飲む量が多いほど膵臓癌患者である確率が高くなるかどうかを検定します。

分析例ファイルのダウンロード

拡張マンテル検定を使用する際のデータの形式やダイアログの指定方法、出力結果などを以下のExcelファイルからご確認いただけます。ダウンロードしてご参照ください。この分析例ファイルは、製品をご購入された場合にも自動でインストールされます。

 ex_04_CrossTab.xlsx

なお、エクセル統計の無料体験版では、分析例ファイルのデータを実際に分析してみることができます。

 無料体験版ダウンロード

処理対象データ

集計表形式

データサイズ範囲 処理対象データ
行数列数層数数値文字列空白
2~100行 2列 1~100層

※:…処理可、×…処理不可、…0として処理

集計表概要

拡張マンテル検定
  • 層の数×k行×2列のクロス集計表の形になっていること
  • 層が1つだけの場合、自動的にコクラン=アーミテージ検定を行います
  • 負の数を含まないこと

設定項目

Excelの[エクセル統計]タブから、[集計表の作成と分析]→[拡張マンテル検定]を選択すると以下のダイアログが表示されます。

「拡張マンテル検定」ダイアログ

データ入力範囲 必須
クロス集計表の合計を除いたセル範囲を指定します。1 列目は「実験群/症例群」、2 列目は「対照群」を配置してください。「空白」や「文字」のセルはゼロとして扱います。
先頭行・先頭2列をラベルとして使用
入力範囲の先頭行および先頭2列がラベルの場合、このチェックボックスをオンにします。初期設定はオンになっています。
1 層あたりの水準数 必須
1 層あたりの水準数をテキストボックスに入力します。10 水準まで分析可能です。

出力内容

観測度数 データ入力範囲に指定されたクロス集計表
層別の独立性の検定 各層のk行×2列のクロス表について独立性の検定を行った結果
条件付き独立性の検定 CMH統計量による層調整済みカイ二乗検定の結果です。CMH統計量は、表側のスコアに順位を用いた場合のANOVA統計量の値になります。

参考文献

  • 丹後 俊郎, "新版 医学への統計学", 朝倉書店, 1993.
  • "SAS/STATTM ユーザーズガイド Release 6.03 Edition", SAS出版局, 1992.
エクセル統計を使えば、Excelのデータをそのまま簡単に統計解析できます。


集計表の作成と分析 その他の手法

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