シリーズ・予測と発見の科学統計的因果推論―回帰分析の新しい枠組み
2017/05/02
価格(定価)3,740円
出版日2004年4月
出版社朝倉書店
著者: 宮川 雅巳
単行本: 178ページ
ISBN-10: 4254127812
ISBN-13: 978-4254127812
重回帰分析やロジスティック回帰分析など各種の分析手法において、偏回帰係数が因果効果とそのまま見なせると非常に分かりやすい。しかし、実際にはそのような解釈な解釈が許される場面は決して多くない。では、どのような場合に「偏回帰係数=因果効果」と見なせるだろうか。それに対する一つの回答を示しているものがこの書籍である。
本書では、setオペレータや有向非巡回グラフ(DAG)、バックドア基準、フロントドア基準などの解説を通して、重回帰分析と因果推論の関係について書かれている。
これらは回帰分析における変数選択やモデル選択の指針として使用することができ、読者に新たな知見をもたらすだろう。