判別分析
1つ以上の説明変数を用い、サンプルが所属する群を判別する判別関数式を求めます。
判別分析を行う
判別分析には外的基準が2群の場合には「線形判別」、3群以上の場合には「正準判別」の2つの判別方法が用意されています。いずれも、外的基準の変数はカテゴリデータで説明変数は数量データです。
線形判別関数は、もっともよく目的変数の群が分かれるよう、サンプルの分布中を点(説明変数1個の場合)、線(同2個)、面(同3個)、超平面(同4個以上)といったもので区切り、判別します。
- 分析ボタンの [判別分析の実行]をクリックします。
- 分析項目を指定し、判別分析を実行します。
項目リストから項目を選択し、説明変数へ追加します。[OK]ボタンをクリックし分析を実行します。
外的基準 判別分析のタイトルを入力します。 カテゴリ名 外的基準にするSAを項目リストから1つだけボタンを押して選択し、続けて下側のカテゴリリストから2~5のカテゴリを選択します。 説明変数-SA、数量 項目リストで選択した項目をボタンを押して説明変数に設定します。(1~250個まで指定できます) 抽出条件 必要に応じて抽出条件リストから抽出条件を指定します。 変数選択 変数選択を行うときは、[変数増加法]、[変数減少法]または[変数増減法]のいずれかをクリックして選択します。[変数増加法]を選択した場合は[F-in]、[変数減少法]を選択した場合は[F-out]、[変数増減法]を選択した場合は両方の設定が必要になります。 ボックスのM検定 群間での等分散性の検定を行うときは、チェックマークをONにします。 - 判別分析の結果が表示されます。
- 出力された分析結果を保存するには[保存の確認メッセージ]の[はい]をクリックします。
メインメニューの[ファイル]→[分析結果の保存]からも実行できます。
- 保存先のフォルダとファイル名(拡張子.wan)を指定し[保存]をクリックします。
- データファイルにサンプル統計量を保存します。
保存するサンプル統計量にチェックマークを付け、[保存する] をクリックします。データファイルにサンプル統計量が追加保存されます。サンプル統計量を保存する必要のない場合は[保存しない]をクリックします。