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秀吉Dplus | アンケート集計

クロス集計

各質問の回答を回答者の属性(性別年齢など)別に見るために、項目をクロスさせる集計方法です。集計表の上にくる項目(行)を「表頭」、横にくる項目(列)を「表側」と言います。

クロス集計の例

ここではサンプルファイル「賃貸住宅についてのアンケート」を使ってクロス集計の例を紹介します。

職業(SA)と1番目に重視する条件(SA)とのクロス

表頭が1番目に重視する条件(SA)、表側が職業(SA)です。
SAxSAクロス集計表
秀吉の出力全体像 クロス集計表とグラフ
SAxSAクロス集計表とグラフ

秀吉では2つの項目のクロスだけでなく、「年齢・性別 X 項目」のように3次元クロス(3重クロス)と言われる集計も出力できます。

3次元クロスの例はこちら

2項目間のクロス集計表を作成する手順

表頭、表側にひとつずつ項目を指定して、もっとも一般的なクロス集計表を作成します。

  1. [アンケート集計]を起動して、 集計ツールバーの[クロス集計]アイコンをクリックして、クロス集計指定画面を開きます。
  2. [項目リスト]の中から表頭に指定する項目を選択して[表頭1]ボタンをクリックします。
  3. [項目リスト]の中から表側に指定する項目を選択して[表側1]ボタンをクリックします。

    クロス集計指定画面

    項目を変更する場合

    [表頭1]または[表側1]をクリックします。選択されている項目が取り消され、空白になります。

  4. [登録集計]ボタンで、指定したすべての単純集計のグラフと集計表を出力します。

    [登録]ボタンで集計の登録だけを行い、あとでまとめて集計することもできます。

画面の説明

表示名説明
登録グループ現在作成している集計がツリーでどのグループに所属するか設定します。空で作成すると「クロス集計(1)」と順次番号が振り分けられたグループが新規に作成されます。
集計名現在作成している集計の名前を設定します。空白の場合は「[項目名]×[項目名]」と自動で設定されます。
グループの表示チェックをつけると、ホームマネージャーにて作成したグループが表示されます。グループを作成していない場合は空白になります。
項目リスト集計できる項目が表示されます。リストで選択し、各ボタンで右側のボックスへ設定します。
抽出条件条件ビルダーで作成した条件がある場合に選択できます。条件によって抽出されたデータで集計されます。
大分類3次元クロス表を作成する時に設定します。詳しくは「大分類で3次元のクロス集計表を作成する」をご覧下さい。
集計内容集計数量項目を設定した場合に、その数量をどのように集計するかを設定します。
[度数]・[合計]・[平均]・[標準偏差(n-1)]・[標準偏差(n)]・[最大値]から選べます。
集計数量項目クロス表で分類する数量項目を設定できます。
たとえば表頭を「性別」、表側を「住んでいる地域」として、集計数量項目を「年収」とすると、性別地域別の年収を集計することができます。
ウェイトデータに対して重みづけを行う場合に設定します。テーブルビルダでウェイト用のテーブルを作成して設定して下さい。詳しくは「母集団拡大集計(ウェイトバック集計)」をご覧下さい。

クロス集計のプロパティ

集計表ビューを一度クリックして選択した状態で、右クリックの[集計プロパティ]を選択し、プロパティを変更することができます。

分析軸横%、縦%、全%の指定。
不明の表示(表頭)表頭の不明カテゴリの表示の有無を指定。
不明の表示(表側)表側の不明カテゴリの表示の有無を指定。
合計欄の計算合計欄の計算方法を指定する。
「表示セルのみ計算する」or「層別要因の不明を含める」
セルの表示形式「上段:度数 下段:%」「%のみ」「度数のみ」の表示形式で集計データを表示。
小数部桁数小数部分の桁数。0~3の範囲で指定。
限定項目の集計非該当データの集計結果を表示する or しない。
合計の表現(表頭)表頭合計の表示文字の指定。
合計の表現(表側)表側合計の表示文字の指定。
不明の表現不明カテゴリの表示文字の指定。

アンケート集計目次

  1. アンケート集計のウィンドウ構成
  2. 単純集計
  3. クロス集計
  4. 度数分布比較
  5. 平均値比較
  6. 母集団拡大集計(ウェイトバック集計)
  7. Excelへ集計結果を出力する準備として
  8. 作成したグラフと集計表を表示するには
  9. グラフと集計表のスタイルの編集と出力
  10. 自動集計

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