入門 統計学検定から多変量解析・実験計画法まで
2016/03/22
価格(定価)2,640円
出版日2011年7月
出版社オーム社
著者: 栗原 伸一
単行本(ソフトカバー): 319ページ
ISBN-10: 4274068552
ISBN-13: 978-4274068553
詳しい内容は出版社のサイトから詳細目次を見ていただければと思いますが、序盤が統計学の基礎理論、中盤が各種検定手法と実験計画法、終盤が多変量解析という構成です。「これ一冊で統計学全般を学ぶことができる!!」と謳っているだけあって入門書としてはかなり広範にわたって書かれています。
後半では、Excelでは無理がある統計手法について、「エクセル統計2010」と「SPSS Statistics 19」を用い、それぞれのソフトでどのようなことができ、どのような違いがあるかまで解説があります。演習問題のデータは出版社のサイトからダウンロードできますから、ソフトがあれば実際に問題を解いて理解を深めることができます。
「最適な多重比較法の選び方」、「最適なノンパラの選び方」というように複数の手法があるジャンルでは、フローチャートを用いてどの手法が適しているかが一目で分かるようになっています。実用に際しての気配りが随所にあり、読了後も手放せない一冊になるでしょう。