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  • Step1. 初級編
  • 20. 母平均の区間推定(母分散未知)

20-4. 母平均の信頼区間の求め方(母分散未知)-エクセル統計

エクセル統計を使って母平均の信頼区間を求める場合、次のように行います。

  1. データを選択
  2. 分析するデータの先頭行を選択します。エクセル統計では列の先頭のセルのみを選択すれば、データの下端まで自動で選択されるためです。

    図1

  3. 手法を選択
  4. エクセル統計のリボンの中から、「1標本の推定と検定」を選びます。さらにその中から、「母平均の推定」を選択します。

    図2

  5. オプションの設定
  6. 手法を選択するとダイアログが表示されるので、次のように設定をします。

    • データ内容:「実データ」
    • 確率分布:「t分布」
    • 母集団:「無限母集団」
    • 信頼度:「95%」

    図3

  7. OKを押して分析を実行する
  8. 次のExcelシートに結果が出力されます。「下限値」と「上限値」の値が信頼区間の下限と上限の値です。

    図4

    したがって、母平均の95%信頼区間は

     \displaystyle 98.96 \leq \mu \leq 101.10

    となります。

    【コラム】有限母集団と無限母集団

    母集団を構成する数が有限である場合、その母集団を「有限母集団」といいます。例えば、日本に住む女性の平均身長を推測する場合、母集団は日本に住む女性全員となります。日本に住む女性は非常に数が多いですが、◯人であると決まっているため有限母集団になります。

    一方、母集団を構成する数が有限ではない場合、その母集団を「無限母集団」といいます。例えば、コインやさいころを投げる場合、投げる回数は無限に繰り返すことができるため無限母集団になります。この章では、工場の抜き取り検査を例題に挙げましたが、これも無限母集団です。というのも、母集団である工場でのある部品Aの生産数は無限に増えていくからです。

20. 母平均の区間推定(母分散未知)