NA(数量回答)項目による条件の作成・設定
数量項目の値が、指定範囲内のサンプルのみを抽出するときの条件文を作成します。以下の質問を元に家賃の範囲を指定した条件を作成します。
※ここではサンプルファイルの「賃貸住宅について」のアンケートを使用しています。
「家賃」が5万円以上10万円未満であるという条件を作成する
Q2. 管理費も含めた一ヵ月の家賃をお答えください
一ヵ月あたり約 千円
- [ホーム]タブの[条件]をクリックして[条件ビルダー]を開きます
- [項目リスト]に設定した項目が表示されますので、条件を設定する項目(この場合は家賃)を選択します。
※ 数値フィールドに50を入力し、比較方法で[以上]を選択します。
※ 例: 家賃 → 数値50(千円) → 以上
- [追加]ボタンをクリックすると、設定した条件が表示されます。
- もう一度[項目リスト]の家賃を選択したまま、数値フィールドに今度は 1000を入力し、比較方法[未満]を選択します。
※ 例: 家賃 → 数値100(千円) → 未満
- もう一度[追加]ボタンをクリックすると、ふたつの条件が重なった条件を設定できます。
※ 条件は5つまで重ねることができます。
- [条件リスト]に条件の名前を入力して[OK]ボタンをクリックします。
複数の条件文
以上のように1つの条件の比較方法で抽出するだけでなく、複数の条件を作成し「AND条件」や「OR条件」で結び利用することができます。
作成した限定条件を項目に設定する
- [ホームマネージャー]のツリービューで限定条件をつける項目(この場合は駐車場の有無)を選択します。
- 選択した項目のプロパティで[条件]ドロップダウンで作成した条件(この場合は自動車の保有条件)を選択します。
- ツリービューの[駐車場の有無]の項目に「自動車を持っていると答えた人のみ回答する」という条件が付帯されます。これにより、条件を満たさない回答データ(非該当サンプルの回答と該当サンプルの無回答)をチェックすることが可能になります。
抽出条件として利用する
作成した条件は、ツリービューに条件項目として設定されます。アンケート集計などの際の抽出条件として利用することもできます。