統計用語集
ケンドールの順位相関係数
Kendall's rank correlation coefficient
順位相関係数の一種で、タウ、タウ、タウの3種類が定義される。
対応する2つの変量(ただし、)があるとき、その中から取り出したと(ただし、)において、
= (と、との大小関係が同じ向きである組の数)
= (と、との大小関係が異なる向きである組の数)
= (である組の数)
= (である組の数)
= (組の総数) =
とおくと、ケンドールの順位相関係数タウとタウは以下の式で表される。
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とがともにである(同順位がない)場合、タウとタウとグッドマン=クラスカルのガンマは同じ値をとる。また、行のカテゴリーと列のカテゴリーのいずれにも順序が存在する行×列のクロス集計表があるとき、とおくと、ケンドールの順位相関係数タウは以下の式で表される。
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なお、エクセル統計により出力されるケンドールの順位相関係数はタウである。
- エクセル統計クロス集計表の作成と分析
- エクセル統計ケンドールの順位相関係数
- エクセル統計グッドマン=クラスカルのガンマ
- Excel:このマークは、Excel に用意された関数により計算できることを示しています。
- エクセル統計:このマークは、エクセル統計2012以降に解析手法が搭載されていることを示しています。括弧()内の数字は搭載した年を示しています。
- 秀吉:このマークは、秀吉Dplusに解析手法が搭載されていることを示しています。
- ※「エクセル統計」、「秀吉Dplus」は株式会社会社情報サービスのソフトウェア製品です。