- Step1. 基礎編
- 26. 相関分析
26-1. 散布図
2つの要素からなる1組のデータが得られたときに、2つの要素の関係を見るためにプロットしたグラフを散布図といいます。1つ目の要素を横軸に、2つ目の要素を縦軸に取り、各データを該当する位置にプロットします。データを散布図で表すと、1つ目の要素が変化したときに、2つ目の要素はどのように変化するかを確認することができます。2つの要素の間に何らかの関係がある場合、これらのデータ間には「相関関係」があるといいます。
出典:総務省統計局 社会生活統計指標-都道府県の指標-2015
例えば次の左側のデータを散布図にすると右側のグラフになります。
散布図の横軸は都道府県内の森林面積割合を、縦軸は人口100万人あたりの博物館数を表しています。また、1つ1つの点が都道府県の1つのデータを示しています。この散布図を見ると、森林面積割合が高いほど、人口100万人あたりの博物館数もやや多くなっているように見えます。また、森林面積割合が60%を超える都道府県では、人口100万人あたりの博物館数のばらつきが非常に大きいということも分かります。
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26. 相関分析
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