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  • Step1. 基礎編
  • 25. さまざまな検定

25-6. 独立性の検定-エクセル統計

エクセル統計を使って独立性の検定を行う場合、次のように行います。

  1. データを選択
  2. 分析するデータの範囲のみを選択します。

    図1

  3. 手法を選択
  4. エクセル統計のリボンの中から、「集計表の作成と分析」を選びます。さらにその中から、「独立性の検定」を選択します。

    図2

  5. オプションの設定
  6. 手法を選択するとダイアログが表示されます。独立性の検定の場合、設定するオプションはありません。

    図3

  7. OKを押して分析を実行する
  8. 次のExcelシートに結果が出力されます。「観測度数」には、指定したデータの度数と度数の合計が出力されます。また、「期待度数」には、指定したデータから算出された理論値が出力されます。

    図4

    独立性の検定の結果は「独立性の検定」の部分に出力されます。自由度3のカイ二乗分布を用いて\chi^{2}=6.6385を検定すると、P値は0.0844という結果でした。つまり、「有意水準5%において、帰無仮説H_{0}を棄却しない」と結論付けられます。

    Cramer’s V(クラメールのV)」はクロス集計表における行要素と列要素の関連の強さを示す指標です。0 \leq V \leq 1の値をとり、1に近いほど関連が強いことを示します。今回用いたデータではV=0.1822であり、性別と血液型の関連はあまり強くないことが分かります。

25. さまざまな検定

事前に読むと理解が深まる- 学習内容が難しかった方に -


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