秀吉Dplus

ポイント4:MA(複数回答)の取扱いや集計がかんたん

MA(複数回答)の処理の方法:表計算ソフトとの比較

アンケートの集計をする際、アンケート集計専用のソフトウェア秀吉Dplusと表計算ソフトの一番の違いはMA(複数回答)の取扱いではないでしょうか。

秀吉DplusでのMA(複数回答)の回答データ入力の例

秀吉Dplusでは、MA(複数回答)の回答は、カテゴリナンバー(選択肢の番号)を

  1. 1つのセルの中に
  2. カンマまたはピリオド区切りで
入力します。1つの質問は選択肢の数がどれだけあろうと1列で済みます。

秀吉の回答データセルウィンドウSAと数量とMA

秀吉でのMA(複数回答)の集計例

MA(複数回答)の集計もSA(単回答)と変わらずかんたんにできます。これは「設備 MA」と「職業 SA」のクロス集計の例です。

秀吉MA(複数回答)の単クロス集計の例

ExcelでのMA(複数回答)の回答データ入力の例

Excelの場合はどうでしょうか。例えば選択肢が9つあるMA(複数回答)の場合、下記のようにExcelシートに入れます。その選択肢を選んでいる場合は「1」、選んでいない場合は「0」です。選択肢の数だけ列が必要なため、1つの質問に9列必要です。

ExcelシートにMA回答

ExcelのMA(複数回答)データを秀吉に取り込む

もし既に、MA(複数回答)の回答データが上記のようにExcelのシートに入っている場合、いったん複数のSA(単回答)として項目設定をして後にMA(複数回答)に変換するという方法で秀吉Dplusに取り込むことが可能です。

ExcelのMAデータを秀吉に取り込む手順

  1. MA(複数回答)のカテゴリ(選択肢)の数だけSA(単回答)を作ります。SAの選択肢は「1」は「はい」、「2」は「いいえ」です。(秀吉)

    MAのカテゴリの数だけSAを作る。ここでは9つ

  2. Excelシートの回答データを「0」を「2」に置換します。「1」は「1」のままです。理由は、秀吉のカテゴリナンバーは1から整数で自動的に付与され、「0」と「1」のままでは秀吉にペーストできないからです。「0」は「いいえ」として「2」に置換してください。(Excel)

    0を2に置換したExcelシート

  3. 秀吉のセルウィンドウに1と2に変換したカテゴリナンバーをコピー&ペーストします。(秀吉)

    カテゴリナンバーをコピー&ペーストした秀吉のセルウィンドウ

  4. テーブル変換を使って9つのSA(単回答)をMA(2択SAをMAに)に変換します。(秀吉)

    テーブルビルダー画面。カテゴリ名をMAのカテゴリに編集する

  5. 9つのSA(単回答)を元にMA(複数回答)ができました。(秀吉)

    テーブル変換でできたMA(複数回答)

    セルウィンドウでは下記のようになります。

    秀吉のMA回答データセルウィンドウ

  6. 秀吉でのMA(複数回答)の集計例(秀吉)

    秀吉MA(複数回答)の単純集計の例

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