四則演算を使う
次の記号を四則演算の演算子に使用します。
利用できる演算子
+ | +(足す) |
---|---|
- | -(引く) |
* | ×(掛ける) |
/ | ÷(割る) |
これらの記号は、デスクトップPC用キーボードでは、テンキー(数字キー)とともに配置されています。すべて半角文字を使用してください。
ここでは、人口密度を求める式を作成します。以降の例で使用する式は、サンプルファイルの「都道府県の統計」フォルダにある都道府県データファイルに登録されています。ご参照ください。
式を利用して新しい項目を作成する
- [ホーム]タブの[式の作成]をクリックして[式ビルダー]を開きます。
- [項目選択]リストから式の元になる項目をクリックして選択します。
- 選択した項目が[式]ボックスに表示されます。この例では、人口密度の元となる「人口」を選択します。
[式]ボックスの表示
[式]ボックスには項目名ではなく、[項目7]などのように略号で表示されます。これは「+」などの演算子が項目名に含まれていると、演算子と項目名の判別がつかないために、プログラム内部の略号を使用しているからです。
- [四則演算]のいずれかの演算子ボタンをクリックし、次の項目をクリックして選択します。この例では、[四則演算]
- の[/](除算)をクリックして[項目選択]リストから「面積」を選択します。選択した項目と演算子による式が[式]ボックスに表示されます。
- 式の名前を入力します。この例では「人口密度」と入力します。
- [OK]ボタンで決定します。
- ツリービューに[人口密度]という項目が作成されました。他の項目と同様に集計に利用できます。
式を利用して作成した人口密度の項目
地方別人口密度の集計の例
演算に階級値を使用する
ホームマネージャーのツリーから作成した式を、右クリックし、メニューの「演算に階級値を使用する」にチェックをいれて、計算に階級値を使用することも可能です。ただし、四則演算の加算(+)と減算(-)のみにかぎります。
初期設定では選択肢番号にて計算が行われます。