BellCurve 統計WEB

統計用語集

クラスカル=ウォリス検定
Kruskal-Wallis test

順位を用いたノンパラメトリック検定の一つで、対応のない3つ以上のグループ間の差の有無を調べたいときに用いられる。H検定とも言う。

k群のデータをひとまとめにして小さいデータより順位をつけ、同順位の場合は該当する順位の平均値を割り当てる。次に群ごとに順位和R_iを求め、このR_iと各群のサンプルサイズn_iを用いて下式からクラスカル=ウォリスの統計量Hを計算する(Nは全データ数を表す)。Hは近似的に自由度(k-1)のカイ二乗分布に従うことを用いて検定を行う。

 \displaystyle H = \frac{12}{N(N + 1)}   \sum_{i = 1}^k {\frac {{R_i}^2}{n_i}} - 3(N + 1)

LaTex ソースコード

LaTexをハイライトする

  • Excel:このマークは、Excel に用意された関数により計算できることを示しています。
  • エクセル統計:このマークは、エクセル統計2012以降に解析手法が搭載されていることを示しています。括弧()内の数字は搭載した年を示しています。
  • 秀吉:このマークは、秀吉Dplusに解析手法が搭載されていることを示しています。
  • ※「エクセル統計」、「秀吉Dplus」は株式会社会社情報サービスのソフトウェア製品です。

統計学やデータ分析を学ぶなら、大人のための統計教室 和(なごみ) [業務提携]


【BellCurve監修】統計検定®2級対策に最適な模擬問題集1~3を各500円(税込)にて販売中!

Kindleストアで配信中

統計検定®2級 模擬問題集1

500円(税込)

統計検定®2級 模擬問題集2

500円(税込)

統計検定®2級 模擬問題集3

500円(税込)