- 15. いろいろな確率分布3
練習問題(15. いろいろな確率分布3)
1
確率変数が指数分布に従うとき、期待値を求めよ。
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指数分布の期待値の公式より、と求められます。
2
エクセル統計開発者のKさんのもとには、日々たくさんのお問い合わせメールが届く。お問い合わせメールに対する返信メールの作成時間は1通あたり平均15分の指数分布に従うと仮定できる場合、
- 作成時間が30分以上となる確率を求めよ。
- また、作成時間が5分以上10分以下となる確率を求めよ。
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まずを求めます。指数分布の期待値の公式より、なので、と求められます。
1:指数分布の累積分布関数は(ただし)です。求める確率は「メールの作成時間が30分以下となる確率」の余事象です。したがって、次のように計算できます。
2:返信メールの作成時間が5分以下となる確率は次のように求められます。
同様に、10分以下となる確率は次のように求められます。
求める確率は5分以上10分以下となる確率です。これは「10分以下となる確率」から「5分以下となる確率」を引いたものです。したがって、となります。
3
確率変数()が離散一様分布に従うとき、期待値を求めよ。
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離散一様分布の期待値の公式より、
と求められます。なお、離散一様分布はN面のさいころの出目と考えることも出来ます。この問題の場合、8面さいころの出る目の期待値と一致します。
4
確率変数()が離散一様分布に従うとき、分散を求めよ。
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離散一様分布の分散の公式より、
と求められます。
5
3以上11以下の範囲で乱数を10,000個作成したとき、その中で5以下、もしくは8以上の値をとる確率はいくらか。
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連続一様分布の累積分布関数の公式より、次のように計算できます。