散布図
2つの数量項目間の関連を調べるには、散布図を描くことが最も適しています。 ツリービューから2つの数量項目を選び、[X軸項目]と[Y軸項目]の2つの分析項目にそれぞれ指定します。
データサマリービューにはX軸、Y軸それぞれについて平均値、標準偏差、最小値、最大値を計算し、さらに相関係数と無相関の検定結果が表示されます。
散布図の基本操作
- 分析タブの[散布図]ボタンをクリックします。
- X軸項目を指定します。
ツリービューから分析する[数量項目]をクリックして選択し、そのまま[X軸項目]のボックスにドラッグ&ドロップします。
- Y軸項目を指定します。
ツリービューから分析する[数量項目]をクリックして選択し、そのまま[Y軸項目]のボックスにドラッグ&ドロップします。
- 必要に応じて分類項目、抽出条件を指定します。
ツリービューから項目またはサンプルの抽出条件をクリックして選択し、[分類項目]または[抽出条件]のボックスにドラッグ&ドロップします。分類項目にはSAのみ指定できます。
その他の方法
X軸項目、Y軸項目、分類項目、抽出条件の指定にはさらに2つの方法があります。
- [X軸項目]、[Y軸項目]、[分類項目]または[抽出条件]をクリックし、ツリービュー上の指定したい項目または条件をクリックします。
- ツリービューの指定したい項目または条件上でマウスを右クリックすると、ショートカットメニューが表示されます。[X軸項目に設定]、[Y軸項目に設定]、[分類項目に設定]または[抽出条件に設定]をクリックします。
X軸項目、Y軸項目を入れ替える場合
[軸の入れ替え]をクリックします。
項目または条件を変更する場合
[X軸項目]、[Y軸項目]、[分類項目]または[抽出条件]が選択されている状態で、ツリービューの他の項目や条件をクリックします。選択した項目や条件がそれぞれのボックスに表示されます。
項目または条件を取り消す場合
[X軸項目]、[Y軸項目]、[分類項目]または[抽出条件]ボタンをダブルクリックします。
3 >相関係数の検定(無相関の検定)2変量(項目)間の相関係数を検定します。相関係数の検定は、「母相関係数がゼロである(無相関)」という仮説を検定するもので、有意であるということは、「母相関係数がゼロではない」ということを意味します。母相関係数の強弱を検定するものではありません。
数量×数量では相関係数の他、t値、自由度、P値の結果が数値データに付加されます。