- Step1. 基礎編
- 5. データの集計と表現
5-5. 帯グラフ・モザイク図
■帯グラフ
帯グラフは、クロス集計表において群ごとの割合を比較するためのものです。積み上げ棒グラフを横向きにした形状で、横の幅がすべて「100%」で固定されています。それぞれの要素(下記の例では各スポーツ)の構成比(%)が棒の幅になっており、データ内での構成比の大小を見ることができます。また、異なる群間(下記の例では全体、女子、男子)の構成比を比較することもできます。
例えば、あるクラス男女各15人の好きなスポーツのクロス集計表から帯グラフを作成してみます。
サッカー | 野球 | テニス | 水泳 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
男子 | 7 | 5 | 2 | 1 | 15 |
女子 | 5 | 3 | 5 | 2 | 15 |
合計 | 12 | 8 | 7 | 3 | 30 |
■モザイク図
モザイク図は、クロス集計表の表側のカテゴリーごとに積み上げ100%の縦棒グラフを作成し、さらに、横幅を表側の各カテゴリーの度数の合計に比例するようにしたグラフです。そのため、クロス集計表の各セルに対応した四角形の面積は、各セルの度数に比例した大きさになります。
帯グラフで用いた、あるクラス男女各15人の好きなスポーツのクロス集計表からモザイク図を作成してみます。
サッカー | 野球 | テニス | 水泳 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
男子 | 7 | 5 | 2 | 1 | 15 |
女子 | 5 | 3 | 5 | 2 | 15 |
合計 | 12 | 8 | 7 | 3 | 30 |
5. データの集計と表現
事前に読むと理解が深まる- 学習内容が難しかった方に -
- 5. データの集計と表現
5-3. クロス集計表1
5-4. クロス集計表2