2行×2列のクロス集計表のデータに対して行われる補正で、離散型分布を連続型分布(カイ二乗分布や正規分布)に近似させて統計的検定を行う際に用いられる。検出力は低下するが、より正確な検定が可能になる。$i$行$j$列の観測度数を$O_{ij}$、$i$ 行の合計を$n_{i\cdot}$、 $j$列の合計を$n_{\cdot j}$、全観測度数の...
マクネマー検定は、対応のある $n$ ペアの2値データを用いて2つの処理あるいは2つの調査の結果に差があるかどうかを検定する場合に使います。25-5章で学んだ独立性の検定と同じように2×2のクロス集計表から計算を行いますが、"対応があるデータ"の場合には独立性の検定を使うことはできない点に注意が必要です。 例え...
次のデータは、「Step0. 初級編 1-1. データをとってみよう」で用いたデータです。このデータを使って、性別間での毛色のちがいについて独立性の検定を行ってみましょう。 ファイルのダウンロードはこちらから (日本語)neko_1nensei.csv (英語)neko_1nensei_eng.csv ■Excelによる解析例 性別と...
一般財団法人 統計質保証推進協会が実施する統計検定の2級の模擬問題集 第2弾をAmazon kindleにて販売しました。 こちらの書籍は、統計検定2級受験者向けのやや難易度を上げた試験直前総仕上げ本です。模擬問題集1と同様に500円となっております。次の統計検定に向けてぜひご活用ください。 ■目次 ...
■新規追加記事 2018年5月1日 Step0. 初級編 2-3. 積み上げ棒グラフを読み取ってみよう 2018年5月1日 Step0. 初級編 2-2. モザイク図を描いてみよう 2018年5月1日 Step0. 初級編 2-1. クロス集計表を作ってみよう 2018年4月10日 Step1. 基礎編 15-6. 2変数の期待値と分散 2018年4月1日 Step1. 基礎編...
※コラム「統計備忘録」の記事一覧はこちら※ 独立性の検定とは、いわゆるカイ二乗検定のことです。アンケートをする人にはお馴染みの、あのカイ二乗検定です。適合度の検定、母分散の検定など、カイ二乗分布を利用した統計的仮説検定のことをカイ二乗検定と呼ぶのですが、ただ単に「カイ二乗検定」とあれば、そ...
m行×n列のクロス集計表について、クロス集計表の行と列の関連の程度を表す統計量を計算します。クロス集計表の各セルに度数を入力後、[計算]ボタンを押してください。 負の値のセルが含まれる場合、統計量を計算できません。文字列のセルは0として扱います。合計が0の行や合計が0の列がある場合、カイ二乗値、ファイ...
2行×2列のクロス集計表から求めることのできる統計量にはいろいろなものがあります。 入力フォームの合計以外の4つのセル(a、b、c、d)に度数を入力して[計算]ボタンを押すと計算結果のフォームに結果が表示されます。度数の合計が1万件以下の場合に結果を表示します。 【入力フォーム】 疾患 ...
2つ以上の分類基準を持つクロス集計表において、分類基準間に関連があるかどうかを検定することを独立性の検定といいます。このような場合にもカイ二乗分布による検定を使います。 例題: ランダムに選ばれた男女各100人の血液型について次のようなデータが得られました。この結果から、性別と血液型に関連が...