- 5. データの集計と表現
練習問題(5. データの集計と表現)
1
次のデータは、1986年から2015年までのセ・リーグの優勝チームの一覧である。このデータを視覚化するとき、次のうちどのグラフで作成するのが適当か。
- 棒グラフ
- 円グラフ
- 折れ線グラフ
- 帯グラフ
- モザイク図
- 三角グラフ
年 | 優勝チーム | 年 | 優勝チーム | 年 | 優勝チーム |
---|---|---|---|---|---|
2015 | ヤクルト | 2005 | 阪神 | 1995 | ヤクルト |
2014 | 巨人 | 2004 | 中日 | 1994 | 巨人 |
2013 | 巨人 | 2003 | 阪神 | 1993 | ヤクルト |
2012 | 巨人 | 2002 | 巨人 | 1992 | ヤクルト |
2011 | 中日 | 2001 | ヤクルト | 1991 | 広島 |
2010 | 中日 | 2000 | 巨人 | 1990 | 巨人 |
2009 | 巨人 | 1999 | 中日 | 1989 | 巨人 |
2008 | 巨人 | 1998 | 横浜 | 1988 | 中日 |
2007 | 巨人 | 1997 | ヤクルト | 1987 | 巨人 |
2006 | 中日 | 1996 | 巨人 | 1986 | 広島 |
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データを集計すると次の表になります。
優勝チーム 度数 割合 巨人 13 43.3% ヤクルト 6 20.0% 中日 6 20.0% 広島 2 6.7% 阪神 2 6.7% 横浜 1 3.3% 合計 30 100.0% この表からグラフを作成する場合、1.棒グラフと2.円グラフが適切です。
2
次のデータは、1986年から2015年までの出生数の一覧である。このデータを視覚化するとき、次のうちどのグラフで作成するのが適当か。
- 棒グラフ
- 円グラフ
- 折れ線グラフ
- 帯グラフ
- モザイク図
- 三角グラフ
年 | 出生数 | 年 | 出生数 | 年 | 出生数 |
---|---|---|---|---|---|
1986 | 1,382,946 | 1996 | 1,206,555 | 2006 | 1,092,674 |
1987 | 1,346,658 | 1997 | 1,191,665 | 2007 | 1,089,818 |
1988 | 1,314,006 | 1998 | 1,203,147 | 2008 | 1,091,156 |
1989 | 1,246,802 | 1999 | 1,177,669 | 2009 | 1,070,035 |
1990 | 1,221,585 | 2000 | 1,190,547 | 2010 | 1,071,304 |
1991 | 1,223,245 | 2001 | 1,170,662 | 2011 | 1,050,806 |
1992 | 1,208,989 | 2002 | 1,153,855 | 2012 | 1,037,231 |
1993 | 1,188,282 | 2003 | 1,123,610 | 2013 | 1,029,816 |
1994 | 1,238,328 | 2004 | 1,110,721 | 2014 | 1,003,539 |
1995 | 1,187,064 | 2005 | 1,062,530 | 2015 | 1,005,656 |
出典:平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況 統計表Excelファイルより
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このデータからグラフを作成する場合、1.棒グラフと3.折れ線グラフが適切です。
3
次のクロス集計表は、ある高校でランダムに選んばれた50人の生徒について、生徒の学年と数学の好き嫌いを調査した結果である。クロス集計表の中の(ア)~(キ)に入る数値を答えよ。
好き | どちらとも言えない | 嫌い | 合計 | |
---|---|---|---|---|
3年生 | 2 | (ア) | (イ) | (ウ) |
2年生 | 6 | (エ) | 5 | 13 |
1年生 | (オ) | (カ) | 1 | 18 |
合計 | 15 | 21 | (キ) | 50 |
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次のように計算します。
合計の列より、(ウ)=50-18-13=19
合計の行より、(キ)=50-15-21=14
2年生の行より、(エ)=13-6-5=2
好きの列より、(オ)=15-2-6=7
すでに求められた値を用いて、嫌いの列より、(イ)=(キ)-5-1=8
3年生の行より、(ア)=(ウ)-2-(イ)=9
1年生の行より、(カ)=18-(オ)-1=10
これらの結果を集計表にまとめると次のようになります。
好き どちらとも言えない 嫌い 合計 3年生 2 (ア)9 (イ)8 (ウ)19 2年生 6 (エ)2 5 13 1年生 (オ)7 (カ)10 1 18 合計 15 21 (キ)14 50
4
次のデータは、男子11人、女子9人の計20人からなるクラスのデータである。このデータのうち、性別と好きな教科を用いてクロス集計表を作成せよ。
性別 | 好きな教科 | 五科目総合点 |
---|---|---|
男 | 数学 | 400 |
女 | 国語 | 341 |
男 | 数学 | 343 |
男 | 英語 | 422 |
男 | 英語 | 396 |
女 | 理科 | 500 |
男 | 英語 | 434 |
女 | 社会 | 270 |
男 | 英語 | 274 |
男 | 理科 | 307 |
女 | 理科 | 317 |
男 | 国語 | 318 |
女 | 英語 | 388 |
男 | 数学 | 484 |
女 | 英語 | 301 |
女 | 理科 | 408 |
男 | 社会 | 212 |
男 | 国語 | 491 |
女 | 理科 | 235 |
女 | 数学 | 445 |
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データをクロス集計表にまとめると次のようになります。
女 男 合計 英語 2 4 6 国語 1 2 3 社会 1 1 2 数学 1 3 4 理科 4 1 5 合計 9 11 20 ※好きな教科と五科目総合点を用いてクロス集計表を作成する場合、五科目総合点をそのまま使わずに適当に区切ると見やすい集計表になります。
200点台 300点台 400点台 500点 合計 英語 1 3 2 0 6 国語 0 2 1 0 3 社会 2 0 0 0 2 数学 0 1 3 0 4 理科 1 2 1 1 5 合計 4 8 7 1 20
5
次のグラフは、世界の主な国の産業別人口構成比をプロットしたものである。中国のおおよその産業構成比を述べよ。
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このグラフは三角グラフと呼ばれるグラフで、全体が3つの項目で分類できる場合に用いられます。この問題では、人口が第1次産業、第2次産業、第3次産業の3つで分類され、3つの産業の割合の合計は100%になります。
- まず、第1次産業の割合は、底辺から上に上がるほど高くなるので、その割合はおおよそ30%台と読み取れます。
- 次に、第2次産業の割合は、右辺から左下に向かうほど高くなるので、その割合はおおよそ30%と読み取れます。
- 最後に、第3次産業の割合は、左辺から右下に向かうほど高くなるので、その割合はおおよそ30%台と読み取れます。