エクセル統計2012 ユーザーサポート
エクセル統計2012は2020年5月11日にすべてのサポートを終了しました
更新履歴
2015/08/20 Version 1.16
クロス集計表の作成と分析
- 誤分類率がオンの場合に誤分類率と感度が出力され、感度がオンの場合に感度が出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。
独立性の検定
- 2行×2列のクロス集計表の4つの値をa、b、c、dとし、n=a+b+c+dとしたとき、|ad-bc|-n/2が負の場合のイェーツの補正のカイ二乗値が0とならない不具合が認められ、この点を修正しました。
多元配置分散分析
- 繰り返し数が1のデータを分析した際に分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
多元配置分散分析(対応あり)
- 被験者因子に空白が含まれる場合、エラーメッセージを表示して分析を中断していましたが、被験者因子が空白のケースを欠損値として削除し、分析を継続して実行するように変更しました。
ウィルコクソンの符号付き順位検定
- 「ウィルコクソンの符号順位和検定」を「ウィルコクソンの符号付き順位検定」に名称変更しました。
Cox比例ハザードモデル
- 同じ時間に複数のケースが死亡(またはイベント発生)するようなデータにおいて、Log(基準)すなわち累積基準ハザードの値に誤りがあることが認められ、この点を修正しました。
- チェックボックス[log-log プロットを出力する]の名称を[モデル診断のためのlog-log 生存率曲線を出力する]に変更しました。
- チェックボックス[グラフ上にマーカーを表示する]の名称を[曲線上の打ち切り例をマークで表示する]に変更しました。
- シミュレーションの出力位置を生存率曲線の上に変更しました。
- シミュレーションにおいて、生存率曲線とlog-log 生存率曲線の共変量の値を「患者1」と「患者2」により指定していましたが、生存率曲線は「値A」と「値B」、log-log 生存率曲線は「群1」と「群2」により共変量の値を指定するように分割しました。
- チェックボックス[曲線上の打ち切り例をマークで表示する]がオンの場合、これまでは曲線とマークは1つの系列で作成していましたが、曲線を描く系列とマークを表示する系列を別にしました。
曲線のあてはめ
- 自由度修正済み決定係数として負の値が出力される不具合が認められ、この点を修正しました。
- あてはめを行う曲線としてn次関数のみを選択した場合、どのn次関数の分散分析表においても、回帰変動の自由度が選択した中で最大のn次関数の自由度となり、回帰変動の自由度、平均平方、F値、P値が誤った値で出力される不具合が認められ、この点を修正しました。
管理図
- 管理図用係数のD4{0, 0, 3.267, 2.575, 2.282, 2.115, 2.004, 1.924, 1.864, 1.816, 1.777}をD4{0, 0, 3.267, 2.574, 2.282, 2.114, 2.004, 1.924, 1.864, 1.816, 1.777}に修正しました。これにより、Xbar-R管理図、Me-R管理図、X-Rs管理図のR管理図のUCLの値が変更されました。
- 管理図用係数のm3A2{0, 0, 1.88, 1.187, 0.796, 0.691, 0.549, 0.509, 0.432, 0.412, 0.363}をm3A2{0, 0, 1.88, 1.19, 0.8, 0.69, 0.55, 0.51, 0.43, 0.41, 0.36}に修正しました。これにより、Me-R管理図のMe管理図のUCLとLCLの値が変更されました。
サンプル・チェック
- 欠損値を含まないケースを新規ブックに出力する処理において、すべての変数で空白のケースが存在する場合、空白のケースが残ったままデータが出力される不具合が認められ、この点を修正しました。
- 欠損値を含まないケースを新規ブックに出力する処理において、1変数のみを出力する場合、データが出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。
2014/11/20 Version 1.15
箱ひげ図
- 中央値が0の場合、誤差バーが正しく表示されない不具合が認められ、この点を修正しました。
- 中央値と第1四分位点が等しく、かつその値が負の場合、誤差バーが正しく表示されない不具合が認められ、この点を修正しました。
- 第1四分位点が0の変数と第1四分位点が0より小さく第3四分位点が0より大きく外れ値がある変数とが存在する場合、棒グラフが正しく表示されない不具合が認められ、この点を修正しました。
正規確率プロットと正規性の検定
- 「歪度による検定」の計算結果に誤りが認められたため、「歪度によるダゴスティーノ検定」へ変更しました。これに伴い、「片側P値」の出力を削除し、「両側P値」の表記を「P 値」へ変更しました。また、計算するために必要なサンプルサイズの最小値を5件から8件へ変更しました。
- 「尖度による検定」の計算結果に誤りが認められたため、「尖度によるダゴスティーノ検定」へ変更しました。これに伴い、「片側P値」の出力を削除し、「両側P値」の表記を「P 値」へ変更しました。また、計算するために必要なサンプルサイズの最小値を5件から20件へ変更しました。
- 「歪度による検定」と「尖度による検定」の変更に伴い、「歪度と尖度による検定」を「歪度と尖度によるオムニバス検定」へ変更しました。これに伴い、計算するために必要なサンプルサイズの最小値を5件から20件へ変更しました。
クロス集計表の作成と分析
- ダイアログにおいて層または表頭または表側の「尺度水準」として[間隔・比]を指定した場合、データに含まれる文字列が欠損値として削除されないため、クロル集計表の度数が誤った値となる不具合が認められ、この点を修正しました。
分散分析・多重比較
- Holmの方法による多重比較検定について、元のP値の順序による調整後のP値に対する修正が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
共分散分析
- [モデル]タブにおいて[指定する因子]を「2次まで」としてモデルに追加した場合、共変量を含む交互作用が単純主効果のリストに追加される不具合が認められ、この点を修正しました。
相関行列・偏相関行列
- 母偏相関係数の無相関の検定のP値に誤りが認められ、この点を修正しました。
条件付きロジスティック回帰分析
- 「ケースの要約」の「層のみ不明」の件数が「説明変数のみ不明」の件数となっている不具合が認められ、この点を修正しました。
2014/05/20 Version 1.14
分散分析
- 分散分析表の平方和の計算において不具合が認められ、この点を修正しました。
多項ロジスティック回帰分析
- 分析に用いる変数のデータ入力範囲の1行目が空白セルの場合、目的変数のカテゴリー内容を取得する際にプログラムが中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
条件付きロジスティック回帰分析
- 分析に用いる変数のデータ入力範囲の1行目が空白セルの場合、層変数のカテゴリー内容を取得する際にプログラムが中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
判別分析
- 分析に用いる変数のデータ入力範囲の1行目が空白セルの場合、目的変数のカテゴリー内容を取得する際にプログラムが中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
2014/02/14 Version 1.13
数量化1類
- 説明変数の値が文字列の場合、「予測値を出力する」をオンにして実行しても予測値が出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。
数量化2類
- 説明変数の値が文字列の場合、「予測値を出力する」をオンにして実行しても予測値が出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。
2014/02/07 Version 1.12
記述統計量
- Excel 2003にアドインしている場合、データの積が e710 を超える変数の幾何平均を求められない不具合が認められ、この点を修正しました。
分散分析
- 最小二乗平均の計算が中断する場合があることが認められ、この点を修正しました。
- 水準組み合わせ数がサンプルサイズと等しい交互作用がモデルに含まれる場合に分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- Holmの方法で多重比較を行う場合、標準誤差が0の水準組み合わせにおいて分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
二項ロジスティック回帰分析
- Excel 2003にアドインしている環境で[回帰診断の統計量を出力する]がオンの場合、「実行時エラー '1004」が表示され分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
判別分析
- 群内偏差平方和行列に逆行列が存在しない場合に分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 出力内容のラベルについて、「モデル」の「相関比」を「相関比の2乗」に変更しました。なお、値の変更はありません。
数量化1類
- 「予測値を出力する」がオンの場合、目的変数のみ不明のデータについても予測値を出力するように変更しました。
数量化2類
- 「予測値を出力する」がオンの場合、目的変数のみ不明のデータについても予測値を出力するように変更しました。
バージョン情報
- Windows 8が64ビットの場合、x64ではなくx86と表示される不具合が認められ、この点を修正しました。
ヘルプ
- 重回帰分析の出力内容について、「残差プロット※3」を「残差プロット※5」に修正しました。残差プロットは、「予測値を出力する」がオンの場合ではなく、「回帰診断の統計量を出力する」がオンの場合に出力されます。
2013/09/27 Version 1.11
度数分布とヒストグラム
- 階級設定を[自動]で行う場合のアルゴリズムを変更しました。これまではスタージェスの公式を用いて階級数を計算してから切りの良い階級幅を求めていましたが、このバージョンからは、スコットの選択を用いて階級幅を計算してから切りの良い階級幅を求めます。
- 階級設定を[自動]で行う場合、データの最小値が負のとき、最初の階級の階級下限値が最小値より大きい値となる不具合が認められ、この点を修正しました。
- 階級設定に[公式による設定]オプションを追加しました。公式として、スコットの選択、フリードマン=ダイアコニスの選択、スタージェスの公式、平方根選択が選択可能です。
- 階級設定を[等間隔]で行う場合、これまでは階級数が100を超えると度数分布表を作成しませんでしたが、このバージョンより、100個目の階級を最後の階級として集計するように変更しました。
箱ひげ図
- 「箱の方向」オプションを追加しました。[縦方向]と[横方向]が選択可能です。
- 外れ値が存在し[中央値で並べ替える]オプションがオンの場合、並べ替え前の位置に外れ値のプロットが作成される不具合が認められ、この点を修正しました。
- [平均値で並べ替える]オプションがオンの場合、平均値ではなく中央値で並べ替えが行われる不具合が認められ、この点を修正しました。
- [中央値で並べ替える]オプションか[平均値で並べ替える]オプションがオンの場合、箱が横軸をまたぐ変数が含まれるとグラフが正しく作成されない不具合が認められ、この点を修正しました。
2群の母平均の差の検定
- 「公式」が[t分布]の場合、少なくとも一方の変数の分散が0のデータでは等分散性の検定を計算できず分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
クロス集計表の作成と分析
- 「尺度水準」が[間隔・比]のとき、階級設定を[自動]で行う場合のアルゴリズムを変更しました。これまではスタージェスの公式を用いて階級数を計算してから切りの良い階級幅を求めていましたが、このバージョンからは、スコットの選択を用いて階級幅を計算してから切りの良い階級幅を求めます。
- 「尺度水準」が[間隔・比]のとき、階級設定を[等間隔]で行う場合、これまでは階級数が100を超えると度数分布表を作成しませんでしたが、このバージョンより、100個目の階級を最後の階級として集計するように変更しました。
曲線のあてはめ
- 計算の精度を上げました。
- 逆数による曲線のあてはめを行う場合、目的変数が不明で説明変数が0のデータが含まれると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 平方根による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に負の値が含まれると計算が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
- 平方根による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に負の値が含まれず説明変数に負の値が含まれると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 対数による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に0以下の値が含まれると計算が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
- 対数やべき乗による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に0以下の値が含まれず説明変数に0以下の値が含まれると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 対数やべき乗による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に0以下の値が含まれず、目的変数が不明で説明変数が0以下のデータが含まれると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 修正指数による曲線のあてはめを行う場合、目的変数に0以下の値が含まれると計算が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
重回帰分析
数量化1類
- 目的変数や説明変数に不明が含まれる場合、グラフ「観測値×予測値」とグラフ「残差プロット」のデータ範囲の行数が不明の件数だけ不足する不具合が認められ、この点を修正しました。
数量化2類
- 目的変数や説明変数に不明が含まれる場合、グラフ「群別散布図」のデータ範囲の行数が不明の件数だけ不足する不具合が認められ、この点を修正しました。
数量化3類
- ラベルを除いたデータ範囲の先頭行に不明が含まれる場合、サンプルスコアの列ラベルが出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。
コレスポンデンス分析
- 多変量解析メニュー内のコレスポンデンス分析のショートカットキーの割り当てを「S」から「O」へ変更しました。
縦方向の折れ線グラフ
- Excel 2007 以降において、グラフに第2横(値)軸を追加しました。
- 縦折れ線と横棒との複合グラフを作成する場合、凡例に空白の系列が表示されていましたが、これを削除しました。
- 縦折れ線と横棒との複合グラフを作成する場合、[データラベルを表示する]がオンのとき、横棒のデータラベルが値ではなく分類名となる不具合が認められ、これを修正しました。
- Excel 2003 において、縦折れ線と横棒との複合グラフを作成する場合、データ内容によっては数値軸と第2数値軸の目盛りが揃わないことが認められ、この点を修正しました。
ダミー変数への変換
- 空白をカテゴリーの1つとしてダミー変数への変換を行っていましたが、空白はそのまま空白として出力されるように変更しました。
- データに * や ? が含まれる場合、正しくダミー変数への変換が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
2013/04/12 Version 1.10
データ入力範囲のコントロール
- ダイアログ上のデータ入力範囲および出力先を指定するコントロールを変更しました。RefEditコントロールを使用せず、代わりに、セル範囲を表示または入力するためのテキストボックスとセル範囲を変更するためのコマンドボタンを配置しました。
- データ入力範囲のテキストボックスにシート名を表示しないように仕様を変更しました(出力先を指定する場合を除く)。
- 表示しているシートではないシート上のセル範囲をデータ入力範囲に指定して分析を実行することができないように仕様を変更しました。表示中のシート上のセル範囲のみデータ入力範囲に指定することが可能です。
母比率の推定
- 母集団が有限母集団で公式にF分布を用いた場合の下限値と上限値に誤りが認められ、母集団が有限母集団の場合は公式としてF分布を利用できないように仕様を変更しました。
クロス集計表の作成と分析
- 層が間隔・比尺度の場合、階級設定の方法として任意を選択して実行すると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
Williamsの多重比較
- 統計数値表の値を参照する際、サンプルサイズや水準が多い場合に表にない値を参照することで分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
カプラン・マイヤー法
- ラベルに数字を用いた場合、生存率曲線グラフの横軸の目盛りが正しく作成されない不具合が認められ、この点を修正しました。
ダミー変数への変換
- チェックボックス[最後のカテゴリーをダミー変数化しない]をオンにした場合、出力する列数をカテゴリーの総数とする誤りが認められ、この点を修正しました。
※ なお、Version 1.04〜1.09 は存在しません。
2012/12/13 Version 1.03
層別の記述統計量・相関比
- 実行すると出力結果のシートの右に空のシートが出力される仕様となっていましたが、空のシートを出力しないよう仕様を変更しました。
クロス集計表の作成と分析
- 表側のデータ入力範囲のセルの表示形式が文字列の場合に正しく集計が行われない不具合が認められ、この点を修正しました。
重回帰分析
- 目的変数が説明変数と線形結合している場合に分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
2012/09/28 Version 1.02
度数分布とヒストグラム
- 度数分布が誤った値となる場合が認められ、この点を修正しました。
箱ひげ図
- 箱が横軸をまたぐ場合、第1軸と第2軸を組み合わせて箱を作成していましたが、第1軸は用いず第2軸だけを用いて箱を作成するよう変更しました。
クラスター分析
- 階層型クラスター分析を用いて個体分類を行う場合、距離計算を[基準化されたユークリッドの距離]とすると分析が中断する不具合が認められ、この点を修正しました。
- 階層型クラスター分析を用いて変数分類を行う場合、距離計算を「2(1-相関係数)」から「√(2−2×相関係数)」に修正しました。Version 1.01以前における距離行列、合併後距離、樹形図、樹形図用データは誤りです。
- 階層型クラスター分析を用いて変数分類を行う場合、「規模・平均値表」の平均値表を削除して「規模」に修正しました。Version 1.01以前における「規模・平均値表」の平均値表は誤りです。
2012/07/31 Version 1.01
箱ひげ図
- 箱がX軸(横軸)を横断する場合に箱の枠線の一部が表示されない不具合が認められ、この点を修正しました(Excel 2007/2010)。
- ダイアログで[分析単位]を[指定範囲全体]とした場合のサンプルサイズの上限を60,000件としていましたが、これを削除しました。
正規確率プロットと正規性の検定
- サンプルサイズの上限を30,000件に設定しました。
外れ値検定
- ダイアログで[分析単位]を[指定範囲全体]とした場合のサンプルサイズの上限を60,000件に設定しました。
2群の母平均の差の検定
- ダイアログで[データの内容]を[要約]とした場合、「t検定(Welchの方法)」の「両側P値」と「片側P値」に誤りが認められ、この点を修正しました。更新後は逆数補間により算出した値を出力します。
コレスポンデンス分析
- ダイアログで「データの種類」を[平均値]とした場合、最下部の「スコア」と「散布図」が正しく出力されない不具合が認められ、この点を修正しました。