統計用語集
一元配置分散分析
one-way analysis of variance / one-way ANOVA
種類
の処理が特性値にもたらす効果に差があるかどうかを検定により調べる分析手法。特性値は連続変量であり、
番目の処理の効果を
とすると、検定する仮説は以下のようになる。
帰無仮説:「全ての処理効果は等しい」
![Rendered by QuickLaTeX.com H_0 : a_1 = a_2=\cdots=a_r](https://bellcurve.jp/statistics/wp-body/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-e3e371d238d3fef9b035df2aa5c700a2_l3.png)
対立仮説:「処理効果が異なるものがある」
![Rendered by QuickLaTeX.com H_1 : \lnot \lceil a_1 = a_2=\cdots=a_r \rfloor](https://bellcurve.jp/statistics/wp-body/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-24579d2e519a2fc216d19debc1b669e0_l3.png)
処理の種類が多い場合、差が検出されにくい。一元配置分散分析では、帰無仮説が棄却された場合でもどの処理間に差があるのかはわからない。どの処理間に差があるかを調べる場合は多重比較検定を利用する。
- Excel:このマークは、Excel に用意された関数により計算できることを示しています。
- エクセル統計:このマークは、エクセル統計2012以降に解析手法が搭載されていることを示しています。括弧()内の数字は搭載した年を示しています。
- 秀吉:このマークは、秀吉Dplusに解析手法が搭載されていることを示しています。
- ※「エクセル統計」、「秀吉Dplus」は株式会社会社情報サービスのソフトウェア製品です。