2行×2列のクロス集計表が多層に積まれたデータにおいて、層別要因の影響を調整した全体としての独立性の検定と、同じく層別要因の影響を調整した全体としてのリスク比とオッズ比の推定を行う。 層がn個あるとき、n個の層間のオッズ比は等しいと仮定し、下式から共通オッズ比を推定することができる。 ...
2つの異なる群においてある事象が起こる確率をそれぞれ$p_1$、$p_2$としたとき、下の式で表わされるものをリスク比と言う。相対危険度(RR : Relative Risk)とも言う。 \displaystyle \frac{p_1}{p_2} 例えば下のようなクロス集計表があった場合、暴露あり群の疾病リスクは \displaystyle \frac...
クロス集計表における行要素と列要素の連関の度合いを表す係数のこと。ファイ係数やクラメールの$V$、ユールの$Q$、カッパ係数、グッドマン=クラスカルのガンマ、グッドマン=クラスカルのタウ、リスク比、オッズ比などがある。 エクセル統計クロス集計表の作成と分析 エクセル統計カッパ係...