統計用語集
ウィルコクソンの符号付き順位検定
Wilcoxon signed-rank sum test
ノンパラメトリック検定のひとつで対応のある2群の差の検定に用いる。
対応のある2群のデータの差の絶対値を小さいものから順に並べ、順位付けを行う。次に、正の符号を持つの順位和の値から2群の差の有無を検定する。次に、が正の値の合計順位と負の値の合計順位を求め、2つの合計順位の小さい方を検定統計量とする。このが統計数値表(ウィルコクソンの符号順位表)の有意水準5%あるいは1%の棄却限界値以下の場合、帰無仮説が棄却される。サンプルサイズが大きい場合には、正規分布を用いて検定を行うことができる。
- エクセル統計ウィルコクソンの符号付き順位検定
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