統計用語集
データ変換
data conversion
データに対して、一律同じ数値処理を行うこと。データ変換には以下のような目的がある。
- 個々のケースが分布内のどの位置にあるのか把握を容易にするため
- 分布の形を正規分布に近づけ、スチューデントのt検定や分散分析などパラメトリックな検定の精度を上げるため
- 重回帰分析など線形モデルのあてはまりを良くするため
また、データ変換には下記のような種類がある。
- 標準得点(z得点)
- 偏差値(Z得点)
- 偏差値(T得点)
- 一次関数変換
- 逆数変換
- 累乗変換
- 対数変換
- 指数変換
- ロジット変換
- プロビット変換
- 角変換(逆正弦変換)
- ボックス=コックス変換
- パーセンタイル順位
- Excel:このマークは、Excel に用意された関数により計算できることを示しています。
- エクセル統計:このマークは、エクセル統計2012以降に解析手法が搭載されていることを示しています。括弧()内の数字は搭載した年を示しています。
- 秀吉:このマークは、秀吉Dplusに解析手法が搭載されていることを示しています。
- ※「エクセル統計」、「秀吉Dplus」は株式会社会社情報サービスのソフトウェア製品です。