観察法

対象を観察する方法のことで、自然観察法や実験観察法がある。質問紙法の結果は、調査対象者の自己報告に基づいているのに対し、観察法は観察者が対象者を「見ること」で結果が得られる。観察法は観察者のスキルや観察者と調査対象者の人間関係の影響を受けやすい。

会場テスト

予め会場を用意し、そこに調査協力者を呼んで、製品評価などのテストを受けてもらうこと。テストの条件を一定にコントロールできる利点がある。

回収率

抽出した標本リストの総対象者数に占める回収した調査票の割合。

局所管理

フィッシャーの3原則の一つ。 実験を行う時間や場所を区切ってブロックを作り、そのブロック内でのバックグラウンドができるだけ均一になるように管理すること。局所管理により系統誤差を小さくすることができる。

官能評価

食品の美味しさやデザインの良さなどを、人間の感覚によって評価する試験のこと。 複数のサンプルがある場合、一度にすべての対象に順位を付けることが難しいため、一対比較によって評価が行われる。

コサイン類似度

類似度のひとつで、ベクトルの内積を用いて類似度を計算する方法。-1から1までの値をとり、数値が大きくなるほど類似度が高い。

個体iの変量ベクトルをx_{i}、個体jの変量ベクトルをx_{j}としたとき、個体iと個体jの類似度s_{ij}は次のように計算できる。

 s_{ij}=\displaystyle \frac{{}^t \vec{x_i} \cdot \vec{x_j} }{\sqrt{{}^t \vec{x_i} \cdot \vec{x_i}}\sqrt{{}^t \vec{x_j} \cdot \vec{x_j}}}=\displaystyle \frac{\sum_{k=1}^{m} x_{ki}x_{kj}}{\sqrt{\sum_{k=1}^{m} x_{ki}^2 \sum_{k=1}^{m} x_{kj}^2}}