採択域

帰無仮説を棄却しない統計量の値の集合。

再生性

同じ確率分布を持つ2つの独立な確率変数の和は同じ確率分布を持つこと。再生性を持つ確率分布として、二項分布、ポアソン分布、正規分布などがある。

最小二乗平均

線形モデルにおいて残差の平方和が最小となるように他の要素を推定して求められる平均のこと。

水準内の繰り返し数が等しい場合は単純平均に等しい。水準内の繰り返し数が不揃いの場合は単純平均とは値が異なり、繰り返し数の不揃いを調整した値となる。

層化抽出法

母集団をその特性に応じていくつかの層に分類することが可能な場合に、母集団を層化し、各層からランダムに標本を抽出する方法。層内が均質であれば、誤差分散を小さくすることができる。

相関係数

一般にピアソンの積率相関係数のことを指す。2変数間の直線的関係の強さを表す統計量で、-1から1までの値をとる。

2変数がともに量的変数である場合にはこのピアソンの積率相関係数が用いられる。一方が量的変数、もう一方が名義尺度の場合は相関比が用いられ、2変数がともに順序尺度の場合には順位相関係数、ともに名義尺度の場合には連関係数が用いられる。

n組のデータ (x_1, y_1), (x_2, y_2), \cdots, (x_n, y_n) があり、これらの平均をそれぞれ\overline{x}, \overline{y}とすると、相関係数r_{xy}は下式で表される。

 r_{xy} = \frac{\displaystyle \sum_{i = 1}^n (x_i - \overline{x}) (y_i - \overline{y})}{\sqrt{\displaystyle \sum_{i = 1}^n  (x_i - \overline{x})^2}\sqrt{\displaystyle \sum_{i = 1}^n  (y_i - \overline{y})^2}}

LaTex ソースコード

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