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マクネマー検定 : McNemar Test

概要

対応のある2値型の2つの処理の結果に差があるかどうかを検定します。例えば、ある集団において選挙前後の特定政党支持率を調査した場合、選挙の前後で政党支持率に変化があったかどうかは、マクネマー検定によって検定できます。マクニマー検定ともいいます。

※ マクネマー検定は、独立性の検定やフィッシャーの直接確率検定のように2項目間の独立性を検証するものではありません。「対応がある2値型データの比率の差」を検定する手法です。

分析例ファイルのダウンロード

マクネマー検定を使用する際のデータの形式やダイアログの指定方法、出力結果などを以下のExcelファイルからご確認いただけます。ダウンロードしてご参照ください。この分析例ファイルは、製品をご購入された場合にも自動でインストールされます。

 ex_04_CrossTab.xlsx

なお、エクセル統計の無料体験版では、分析例ファイルのデータを実際に分析してみることができます。

 無料体験版ダウンロード

処理対象データ

集計表形式

データサイズ範囲 処理対象データ
行数列数数値文字列空白
2行 2列

※:…処理可、×…処理不可、…0として処理

集計表概要

マクネマー検定
  • 2行×2列のクロス集計表の形になっていること
  • 負の数を含まないこと
  • データは整数であること

出力内容

観測度数 データ入力範囲に指定されたクロス集計表
マクネマー検定 上記の計算式により算出されたカイ二乗値について行ったマクネマー検定の結果です。カイ二乗分布の自由度は常に「1」になります。P値が0.05未満なら"*"、0.01未満なら"**"が出力されます。
エクセル統計を使えば、Excelのデータをそのまま簡単に統計解析できます。


集計表の作成と分析 その他の手法

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